2017年 全英オープン

マグレが少ないバークデール 松山英樹を推す識者たち

2017/07/19 07:32
練習ラウンドで入念なチェックを行う松山英樹

◇海外メジャー◇全英オープン 事前情報(18日)◇ロイヤルバークデールGC(イングランド)◇7156yd(パー70)

ロイヤルバークデールGCで「全英オープン」が開催されるのは、今年で10回目。直近の2008年大会は、強風が吹き荒れる中で53歳のグレッグ・ノーマン(オーストラリア)が健闘を見せたが、最後はパトレイグ・ハリントン(アイルランド)が逆転で大会2連覇を成し遂げた。

過去9度の開催のうち、8回はメジャー大会複数回優勝者が制しているコース。歴代優勝者の1人であるジョニー・ミラーは、優勝候補の筆頭に松山英樹の名前を挙げている。「毎試合、毎試合、彼の悪いショットは(それでも)本当に良いショットだ。それこそ、バークデールで必要なことで、彼は勝つ準備ができていると思う」と、松山の安定感を評価した。

その松山は、開幕2日前の火曜日は谷原秀人とともに18ホールをラウンド。ロープ内で2人の練習ラウンドを見守った丸山茂樹は、「コースがまったく長く感じない。すごいよね」とそのパワーを絶賛。「風が前半と後半で変わったりするから、あとはそういうマネジメント力じゃないかな」と、リンクス攻略のポイントを挙げた。

ラウンド後は、練習場、アプローチ、パットと入念に調整をした松山。今週に入ってまだメディアには口を開いていない。(英国サウスポート/今岡涼太)

2017年 全英オープン