2017年 ジョンディアクラシック

手放したアイアン ショット不振の石川遼「再現性高めるしか…」

2017/07/14 11:06
スイングの再現性を課題に挙げた石川遼(Stacy RevereGetty Images)

◇米国男子◇ジョンディアクラシック 初日(13日)◇TPCディアラン(イリノイ州)◇7268yd(パー71)

6週ぶり出場の石川遼はショットのミスを重ねて3オーバー129位。3バーディ、4ボギー1ダブルボギーの「74」と、伸ばし合い必至の大会で厳しい出遅れとなった。「とにかく(スイングの)再現性を高めていくしかない」と課題を挙げた。

思わず、アイアンを手放した。後半15番でフェアウェイから2打目を放った後だ。左に出た打球を目で追った。落胆した表情で下を向いてクラブを拾うと、その場で素振りを続けた。グリーン左ラフから寄せてパーを拾ったが、「良いショットとミスの差が激しい」と唇をかんだ。

ショットの不振が目立った。9番ではティショットを左に曲げると、2打目を目の前の木に当ててボギー。続く10番では右ラフを渡り歩いて、3打目をグリーン左奥に曲げた。粘り気のある深いラフがアプローチミスを誘発して痛恨のダブルボギーを喫し、この2ホールだけで一気に3打スコアを崩した。

早急に解決すべき課題は左に出るショット。「バックスイングで体の回転が浅いからだと思う」と分析した。

この日の見せ場は16番(パー3)くらい。ピン上2mに落とした1打目は傾斜を下って80cmまで寄り、取り囲んだスタジアムの観客からの声援を背に難なく決めた。「いまの自分にできるベストのショットも出てきた」との言葉も出た。

ただ「クラブや球筋は自分の状態を教えてくれている。そこから逆算していろいろ考える。もちろん先の目標(優勝)はある。でも自分はここからやらないといけない状況だと思う」と現状認識は厳しい。基礎的な技術不足をごまかして、小手先の修正だけで好結果を出すには限界がある。「再現性を高めるしかない」と繰り返した。(イリノイ州シルビス/林洋平)

2017年 ジョンディアクラシック