2017年 全米オープン

44年ぶり新記録 ジャスティン・トーマスが1日9アンダー

2017/06/18 12:05
「63」の爆発を見せたジャスティン・トーマス

◇海外メジャー第2戦◇全米オープン 3日目(17日)◇エリンヒルズ(ウィスコンシン州)◇7845yd(パー72)

667ydの最終18番(パー5)で、ジャスティン・トーマスはピンまで残り310ydの第2打を3Wでピン上2mにつけてイーグルフィニッシュした。これが「全米オープン」の最多アンダーパー記録を更新する9アンダー「63」の18ホールの締めくくりだった。

1イーグル9バーディ、2ボギー。フェアウェイキープ率は79%(14分の11)で、パーオン率は78%(18分の14)。パット数は25パットで、平均飛距離は322.70ydというのがこの日の記録。1973年にオークモントCC(パー71)でジョニー・ミラーがマークした8アンダーを44年ぶりに上回った。

「楽しかった。すばらしい1日だった。この一週間、すごく調子が良い。チャンスがあればそれを生かし、難しいホールや難しいピンポジションなら、落ち着いてパーを狙う。締めくくりもすばらしかった」と喜んだ。

通算11アンダーとして、2位に浮上したトーマス。首位に立つのは通算12アンダーのブライアン・ハーマンだが、あす最終日には、2011年のコングレッショナルCCでロリー・マキロイが記録した通算16アンダーという72ホールの最多アンダーパー記録の更新もありそうだ。新記録続出の今年の全米オープンは、どんなフィナーレを迎えるのだろうか。(ウィスコンシン州エリン/今岡涼太)

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