2017年 AT&Tペブルビーチプロアマ

昨年4位の岩田寛 ペブルビーチで嘆き節

2017/02/09 11:04
昨年4位に入った大会だが、岩田寛は悩みの中にいて・・・

◇米国男子◇AT&Tペブルビーチプロアマ 事前情報(8日)◇ぺブルビーチGL(6816yd、パー72)、スパイグラスヒルGC(6953yd、パー72)、モントレーペニンシュラCC(6958yd、パー71=すべてカリフォルニア州)

カリフォルニア西海岸は週のはじめから、あいにくの悪天候。前週末に渡米した岩田寛も事前練習で思わぬ苦労を強いられた。

前年大会で最終日最終組での争いを経て4位でフィニッシュした岩田。今年は昨シーズンのフェデックスポイントランキング126~150位(岩田は146位)の資格で出場する。全選手が3コースを回る3日間の予選ラウンドを前に、岩田は前週5日(日)からコースチェックを開始。7日(火)は終日雨で練習ができず、開幕前日にモントレーペニンシュラCCを回り、なんとか3コースでの事前ラウンドを終えた。

新しい1年の船出は厳しい。1月の米ツアー「ソニーオープンinハワイ」から日本ツアー「SMBCシンガポールオープン」、「レオパレス21ミャンマーオープン」と3試合連続で予選落ち。「ミャンマーのときもボロボロだった。全然良くならない」と復調の気配が見出せずにいる。

日米ツアーを兼務し「(冬の)オフもあまり、しっかりとは休めなかったですね…」。この日もキャディやトレーナーらのスタッフとともに、その都度スイングをチェックしながらのプレー。クラブの芯でボールを捕えられず、フィニッシュを取れないシーンが相次いだ。

大会はスパイグラスヒルGCからのスタート。コースとの好相性を信じてティオフしたい。(カリフォルニア州ペブルビーチ/桂川洋一)

2017年 AT&Tペブルビーチプロアマ