「59」の次は「123」 トーマスが36ホール最少スコア記録を樹立
2017/01/14 15:47
◇米国男子◇ソニーオープン in ハワイ 2日目(13日)◇ワイアラエCC(ハワイ州)◇7044yd(パー70)
初日に11アンダー「59」を叩き出し、米国男子ツアー史上7人目(8回目)となる50台をマークしたジャスティン・トーマスが記録を打ち立てた。2日目を1イーグル7バーディ、3ボギーの「64」として2日間のトータル「123」は同ツアーの36ホール最少ストローク数を1打更新。2試合連続優勝に向けても、後続に5打差のリードをつける通算17アンダーで首位を快走中だ。
これまでの36ホール最少ストローク「124」は、ジェイソン・デイ(2015年/BMW選手権/61-63/パー71)、デビッド・トムズ(11年/クラウンプラザインビテーショナル/62-62/パー70)、パット・ペレス(09年/ボブホープ・クライスラークラシック/61-63/パー72)の3選手が保持していた。
トーマスは、初日同様にこの日の最終ホールの18番(パー5)で2.5mのイーグルパットを決めて歴史的スコアを築き上げた。「まるで、きのうの再現のように僕の名前を歴史に刻むことができた。とても素晴らしいことだね」。前週にシーズン2勝目一番乗りを果たした23歳の勢いを象徴する予選ラウンドを終え、会見で応える口調も滑らかだ。「このまま、週末までの最少ストロークを更新できるように頑張りたいね」。
なお、72ホールの最少ストロークは03年「バレロテキサスオープン」でトミー・アーマーIIIが記録した「254」(64-62-63-65/パー70)だ。(ハワイ州ホノルル/塚田達也)