米国男子ツアー

36ホールで32個のボールを失くしたプロ

2017/01/11 12:32
32個のボールをなくしたイーソン。試合は突風が吹き荒れた(※撮影は2010年5月/by Ian MacNicolGetty Images)

バハマで開催中の米下部ウェブドットコムツアー「ザ バハマ グレート エグズーマ クラシック」は連日、強風との戦いになった。大会は3日目で予選ラウンドを終了したが、予選カットラインはツアー記録の11オーバー。最大18m/秒の強風の影響で、2日間でボールを32個も紛失した選手まで出た。

グリーン上で構えた選手のキャップが飛ばされるほどの突風が吹き荒れたバハマ。ピンは大きくあおられ、そのまま折れてしまうかの様なしなりよう。その中で、通算42オーバーで最下位となったのが24歳のグレッグ・イーソン(イングランド)。2016年シーズンは24試合に出場して平均ストローク「70.55」をマークしたイーソンだが、「91」「96」のスコアで今大会を終了した。

スコア以上に現地メディアで話題になっているのが、第2ラウンド終了後のコメント。「僕は36個のボールを持って試合に臨んだ。でも、もう4個しか残っていないよ」と多くのボールが、風とともに去ったことを明かした。大会は11日(水)に最終日が行われる。

ちなみに、16年に強風により最終ラウンドを中止した国内女子ツアー「リゾートトラスト レディス」は最大15m/秒だった。