岩田は急転の予選落ち シード危機で残り2試合
2016/08/06 09:23
米国男子ツアー「トラベラーズ選手権」の2日目を94位から出た岩田寛は4バーディ、4ボギーの「70」と伸ばせず、通算1オーバーの88位タイで3試合ぶりの予選落ちに終わった。後半2番までに3つ伸ばし、一時は予選カット圏内に食い込んだが、3番から3つ落とし失速した。
残り3試合に迫ったレギュラーシーズン終了後、来季シードとプレーオフ進出の権利が得られるのはフェデックスランク上位125人まで。岩田は、今週を前にした140位からの挽回はかなわなかった。
前半は、初日に不調だったパットでリズムを作った。前半11番(パー3)では6.5mを決めてバーディ先行。12番をボギーとするが、2オンとした13番(パー5)は2パットに収めてバウンスバック。17番は2.5m、折り返し後の2番(パー3)はピン奥から6.5mを沈め通算3アンダーまで伸ばし、予選通過は濃厚かと思われた。
流れが大きく傾いたのは、3オン2パットのボギーとした3番から。同じくグリーンを外した5番(パー3)もボギーとすると、6番(パー5)は2m弱のチャンスを外してバーディを逃す。続く7番でもボギーを重ね、一気に予選通過圏外へと転がり落ちた。
ホールアウト後は言葉なくコースを去った岩田。来季シードに向けて、残すは次週から続く「ジョンディアクラシック」と最終戦「ウィンダム選手権」の2試合だ。