2016年 全米プロゴルフ選手権

【速報】松山英樹が1アンダーで初日終了 谷原もノーボギーで後半へ

2016/07/29 01:27
エースクラブに戻してショットが復調。松山英樹は次々にチャンスメークした

2016年のメジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」が28日、ニュージャージー州のバルタスロールGCで開幕。インスタートの第3組でティオフした松山英樹は、3バーディ2ボギーの「69」(パー70)で1アンダーとして18ホールのプレーを終えた。ホールアウト時点ではトップのスコアと4打差の12位タイにつけている。

現地時間の午前7時20分にスタートした松山は、3ホール目の12番パー3で7mのバーディチャンスから2mオーバーし3パットボギーを喫する出だしとなった。しかし、パーオンを逃した15、16番でパーセーブに成功。流れを作ると、パー5が続く17、18番で連続バーディを奪って、1アンダーでハーフターンした。

後半の3番で6m弱を沈めて2アンダーまで伸ばした。7番は1.5mほどのパーパットを外して、この日2度目の3パットボギー。それでも、今大会からエースクラブに戻したショットは冴え、この日パーオンを逃したのは前半の2ホールだけ。最終9番も約2mのチャンスにつけるなど、次々にチャンスメークして、メジャー2戦連続予選落ち中の不安を払しょくしてみせた。

国内ツアーでの好調をそのままに、谷原秀人は安定したスコアメークを見せている

ほかの日本勢では、現地午前8時50分に10番からスタートした谷原秀人も18番のバーディで1アンダーとし、後半3番までノーボギーでプレー中。池田勇太は午後スタートで、松山と入れ替わる形で同午後12時15分にティオフした。

すでにホールアウトした選手では、ハリス・イングリッシュが3アンダーで第1ラウンドを終了。リーダーボードの最上位には、16ホールを終えて5アンダーのジミー・ウォーカーが名前を載せている。

青い空が綺麗
前半は右へ行き気味だったが、後半になりぐんぐんフェアウェイを捉えだした1W
ジャックと青木の死闘の模様。あふれんばかりのギャラリーが当時の熱気を伝えている
こちらは1967年の全米オープン。アーノルド・パーマーとジャック・ニクラスの争いの末、ニクラスが2度目の優勝。「クラシック」と呼ばれているとか。
エースクラブに戻した松山英樹は、ショットが復調し、メジャー最終戦の初日をまずまずの位置で終えた

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