2016年 ザ・メモリアルトーナメント

松山英樹がプロアマ戦で最終調整 開幕前日の様子は?

2016/06/02 08:09
プロアマ中、しきりにスイングを気にする素振りを見せた松山英樹。だが、ホールアウト後の練習場では明るい表情が戻った

オハイオ州にあるミュアフィールドビレッジGCで行われる米国男子ツアー「ザ・メモリアルトーナメント」の開幕前日、松山英樹はプロアマ戦で18ホールをラウンドし、その後はパッティング、アプローチ、ショットと2時間ほどを練習場で費やした。

プロアマ戦では、ティショットでクラブから手を離す場面が目立った松山。曲がり幅はそれほど大きくないものの、悔しそうに顔をしかめ、天を仰ぐシーンが多発した。松山はスイングを携帯カメラで撮影して確認したり、テイクバックから切り返しに掛けての動きを何度も確かめたりと、時間の多くをスイングの微調整に費やした。

それでも、ホール間のインターバルで子供たちを中心とした多くのファンたちにサインをねだられると、丁寧に時間を掛けて対応を行うなど終始落ち着いた様子。多くの日本人ギャラリーの声援にも応えながら、最終準備を整えた。

多くのギャラリーにサインを求められた松山英樹。この男の子の真剣な表情といったら…。

練習場での打ち込みを終え、16時過ぎには笑顔で会場をあとにした松山。あすの大会初日は現地時間の午後1時5分にマット・クーチャーフィル・ミケルソンとともにティオフする。なお、昨年大会は初日に「64」をマークして首位発進を決めたが、そのときもミケルソンと同組だった。(オハイオ州ダブリン/今岡涼太)

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