2016年 ディーン&デルーカ招待

全米オープンへの道!?岩田寛を驚かせた出場予告メール

2016/05/25 12:57
練習ラウンドする岩田寛。キャディの新岡氏は入念なコースチェックのため別行動

前週の「AT&Tバイロン・ネルソン選手権」で4戦ぶりに予選突破して24位に入った岩田寛が、今週は約35マイル離れたコロニアルCC(テキサス州フォートワース)で26日に開幕する「ディーン&デルーカ招待」に出場する。初出場の岩田は前日の9ホールに続き、24日(火)も午後から18ホールの練習ラウンドに汗を流した。

先週の流れを汲むかのように、好ショットを連発した練習ラウンド。「今日は良かった」と岩田本人も認めるところだが、続きがある。「昨日も良かったんだけど、今日とやっていることが全然違うから、まだ半信半疑」。手応えをつかんだというには、まだ少し早いようだ。

先週、フェデックスカップランキングで再びシード圏内となる123位(125位までがシード獲得)に入ったが、「自分のことでいっぱいなんで」と心境に変化はない。だが、アメリカ時間の22~23日に日本から届いたメールには、少しテンションが上がったという。

「あのとき、谷口(徹)さんからメールが来たんですよ。日本時間だと(23日)朝の4時半くらい。スタート前に。『練習ラウンドしようや』って。それで、本当に通ったからすごいなって」。

23日に兵庫県の東広野ゴルフ倶楽部で行われた「全米オープン」の予選会。オフに宮崎合宿をともにするなど交流の深い谷口徹のほか、池田勇太谷原秀人宮里優作という同じ東北福祉大の卒業生たちがこぞって全米オープン出場権を獲得したのだ。

ホールアウト後の谷口が送信してきたメールには「待ってるぞ!」と書かれていた。「はい」と返事を返したという岩田。自身は次週「ザ・メモリアルトーナメント」明けの月曜日に予選会を受ける予定だ。(テキサス州フォートワース/今岡涼太)

チーム岩田は今週も健在
岩田寛は練習ラウンドで入念にショットを確かめた

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