2016年 バレロテキサスオープン

バーンズまた勝てず…ツアー出場222試合目も初勝利はお預け

2016/04/25 08:48
単独首位で臨んだ最終日に逆転負けを喫したバーンズ

テキサス州のTPCサンアントニオで行われた米国男子ツアー「バレロテキサスオープン」最終日。11アンダーの単独首位から初勝利を狙ったリッキー・バーンズは「74」とスコアを落とし、通算9アンダーの4位タイに終わった。

2002年に「全米アマチュア選手権」を制し、翌年鳴り物入りでプロ転向。バーンズのツアー優勝は、初出場から222試合目もその手からすり抜けた。1番からボギーを叩き、4番のバーディで落ち着くに思われたが、ティショットを右サイドのブッシュに突っ込んだ6番で再びボギーを叩いてリズムを失った。

非公式ながら、ツアーによれば現役選手でデビューから現在まで最も長い期間、初勝利に届いていない選手は384戦未勝利のグレッグ・チャルマース。バーンズの222試合は18番目だという。

裏を返せば、ツアーに長く生き残っているからこその不名誉な記録だが「12年、14年とずっと勝てないキャリアでも成功していると言えばウソになる。だから僕らは毎週ここで戦うんだ」というのは前日のバーンズの言葉。次週もまた、同じ気持ちだ。(テキサス州サンアントニオ/桂川洋一)

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