「何もない」岩田寛は終盤の失速に悔い
2015/11/14 10:12
米国男子ツアー「OHLクラシックatマヤコバ」2日目。1アンダーの59位タイから第2ラウンドをスタートした岩田寛は、5バーディ、5ボギーの「71」(パー71)と伸び悩み、予選カットラインに1打届かない通算1アンダーの79位で予選落ちに終わった。
5ボギーのうち3つが、14番からのラスト5ホールに集中。一時は通算4アンダーまで伸ばし、上位の背中も見えてきた直後の失速だっただけに、岩田もショックを隠せない様子だった。「やった結果なので。何もないです」。ホールアウト後は、足早にコースを後にした。
最初の1番でボギーを先行させたものの、5番からの3連続バーディで息を吹き返す。10番のボギーを挟み、12番、2オンに成功した13番(パー5)と連続で伸ばして通算4アンダーへ。しかし、1打目を左に曲げた14番から流れは暗転する。4オン1パットのボギーとすると、3パットとした16番、フェアウェイからグリーンを外した17番と連続ボギーを叩いて予選通過圏外へ。最終18番もバーディチャンスを生かせず、メキシコでの戦いは早々に終わりを告げた。
次戦は約1カ月ぶりに米国本土へ戻り、東海岸のジョージア州で開催される「ザ・RSMクラシック」に出場予定。岩田の今季5戦目は、大西洋に隣接するシーサイドコース、シーアイランドリゾートが舞台となる。