2015年 全米プロゴルフ選手権

松山英樹 月曜コース入りも雷雲接近で…

2015/08/11 09:30
松山英樹はWGC明けの月曜日からコース入り。3度目の「全米プロ」に挑む

海外メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」は13日、ウィスコンシン州のウィスリングストレイツで開幕する。前週の「WGCブリヂストンインビテーショナル」(オハイオ州)終了後、空路で当地入りしていた松山英樹は早速、月曜日の10日午後3時ごろ、練習グリーンに登場。だが、30分ほどボールを転がしたところで雷雲接近による待避が命じられ、そのままコースを後にした。

3年連続3度目の出場となる。練習中には年下ながら世界2位のジョーダン・スピースと握手を交わし、帰り際に通りかかったタイガー・ウッズとも笑顔で挨拶を交わすなど、米ツアーの主力選手となったその姿は、今やメジャーの舞台においても堂々としたものだ。

もともとこの日はコースをプレーする予定はなかったため、雷雲による予定変更はさほどない。明日11日から練習ラウンドを行い、未体験のコースをチェックしながら徐々に初日へとギアを上げていく。

前年は36位の成績で「全米プロ」を終えた。今季の海外メジャーを振り返ると、「マスターズ」5位、「全米オープン」18位、「全英オープン」18位と全てトップ20入りを記録。PGAツアー恒例の優勝予想でも9番目にランクされ、アメリカのゴルフファンからもビッグタイトルへの資格を備えた選手と評価され続けている。

松山は13日午前6時55分(日本時間の午後8時45分)にヨハン・コック(南アフリカ)、ブレンダン・スティールと同組で10番から初日のスタートを切る。(ウィスコンシン州シボイガン/塚田達也)

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