米国男子ツアー

オリンピック競技は全米プロの2週間後 15-16年の米ツアー日程が発表

2015/08/07 19:11
1904年、カナダのジョージ・リオンがオリンピックで勝ち取った優勝トロフィー。WGCブリヂストンインビテーショナルの記者会見でお披露目された(Richard Heathcote/Getty Images)

来年、112年ぶりにオリンピック競技に復活するゴルフだが、男子の開催時期は8月11日(木)から14日(日)まで(女子は17日から20日)。世界のゴルフシーズン真っ盛りだが、それに合わせていち早く米国男子ツアーの来季スケジュールが発表された。

再注目は、やはりオリンピックに合わせたメジャー大会のスケジュールだろう。4月第1週の「マスターズ」と6月中旬の「全米オープン」は定位置をキープしたが、そこからはスクランブルだ。

「全米オープン」の2週間後に「WGCブリヂストンインビテーショナル」が開催され、その2週間後がスコットランドでの「全英オープン」。さらに2週間後に「全米プロ」が行われ、その2週間後がブラジルでの「オリンピック」。その翌週はレギュラーツアー最終戦の「ウィンダム選手権」で、直後にフェデックスカッププレーオフシリーズ初戦の「ザ・バークレイズ」が幕を開ける。

プレーオフシリーズは3戦目と4戦目の間に1週間の休みを挟むが、最終戦の「ツアー選手権byコカ・コーラ」の翌週には、「ライダーカップ」の大一番も控えている。

その他、「WGCデルマッチプレー(旧:キャデラックマッチプレー)」が、開催場所をサンフランシスコからテキサスに変えて、時期も4月末から5月末になるなど、平場の試合も多くが日程変更を余儀なくされている。未発表だが、欧州や日本、アジアなども例年とは違った日程になることが予想される。オリンピックに出る選手にとっても出ない選手にとっても、2016年は特別な1年となることだろう。