松山英樹 石川遼との同組練ランは吉兆?
2015/05/13 11:11
松山英樹と石川遼。2人の関係はときにライバル、ときに戦友と表現されるが、やはり仲良しであることも否定できない。今週、ノースカロライナ州シャーロットにあるクエイルホロークラブで開催される「ウェルズファーゴ選手権」に出場する松山と石川が12日(火)、一緒に18ホールの練習ラウンドを行った。
試合に入れば近寄りがたいオーラを出す松山が、石川の横では少年のような笑顔を見せる。同学年でジュニア時代からともに戦い、米ツアーにフル参戦する2人だけの日本人選手。お互いのクラブを観察したり、他選手の情報を交換したり、ちょっとした勝負をしたり…。
先週からの好調を維持する石川と、まだショットがしっくり来ず、20本以上のクラブを試しながらのラウンドを行う松山。グリーン上でグリップの違うパターを試す松山に対し、石川はグリーン周りからのアプローチに注力する。やっていることは微妙に違うが、歩きながらも良くしゃべり、お互いのプレーを観察しながらの楽しげな18ホールとなった。
今年、2人が一緒に練習ラウンドを行ったのは「ウェイストマネジメント フェニックスオープン」、「ノーザントラストオープン」、「アーノルド・パーマーインビテーショナル」に続いて4回目。3大会での松山の成績は2位、4位、21位だ。石川との練ランは好結果につながっている?(ノースカロライナ州シャーロット/今岡涼太)