2014年 ドイツバンク選手権

石川遼 予選ラウンドでミケルソンと同組に

2014/08/27 11:03
開幕3日前にさっそく練習ラウンドを行った石川。第2戦の舞台は林間コースといえそうだ

米国男子ツアーのフェデックスカッププレーオフ第2戦「ドイツバンク選手権」は29日(金)から4日間、マサチューセッツ州のTPCボストンで開催。石川遼は予選ラウンド2日間でフィル・ミケルソンジャスティン・ヒックスと同組でプレーする。

全4戦のプレーオフは試合が終わるたびに、年間の積算フェデックスカップポイントにより、下位選手が脱落していくサバイバル。今週は第1戦「ザ・バークレイズ」を終えた段階で上位100位までの選手が出場を手にした。そして、プレーオフでは初日、2日目の組み合わせが、出場選手がポイントランキング順に並ぶのも恒例。石川は前週ランキングを75位から56位に上げたことで、同57位のミケルソン、58位のヒックスとのペアリングになった。

タイガー・ウッズ不在の影響もあり、ミケルソンは前週も会場内で最大級の数のギャラリーを引き連れた。それは今週も必至。6月初旬の「ザ・メモリアルトーナメント」の最終日以来の同組となるが、石川も第3戦、そして最終戦への出場を争う戦いとなり「落ち着いてできればいいなと思う」と“警戒”する。

とはいえ、ビッグレフティのプレーを吸収したいという意欲は変わらない。「グリーン周りのウェッジのさばき方も、信じられないくらい上手い人。すごく勉強になると思う。全米プロでは、それまですごく調子が悪いと言われていた中で、最終組のひとつ前で回る位置に来る選手。僕は最終戦に出るという目標がある。それを見失わないで回れればいい」と凛とした表情で話した。

なお、ランキング24位の松山英樹は、23位のマーティン・カイマー(ドイツ)、22位ウェブ・シンプソンと同組に。いずれもメジャータイトルホルダー2人との競演になる。(マサチューセッツ州ノートン/桂川洋一)

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