2014年 ザ・バークレイズ

マキロイもパットで苦しむ 石川遼とは“15打差” ポイントランク2位に後退

2014/08/25 09:55
出場4試合連続優勝は果たせずポイントランキングで2位に後退した(Darren Carroll/Getty Images)

グリーン上で苦しんだのは松山英樹だけではない。ロリー・マキロイ(北アイルランド)も同じだった。世界ランク王者は、フェデックスカッププレーオフ第1戦「ザ・バークレイズ」で優勝争いに加われないまま、通算5アンダーの22位タイ。ポイントランキングでは優勝したハンター・メイハンに抜かれ、2位に後退した。

「遅かれ早かれ、いずれ終わりは来るものだ」。今大会を迎える前に「全英オープン」、「WGCブリヂストンインビテーショナル」、「全米プロゴルフ選手権」と出場試合で3連勝をマークしてきたマキロイ。最終日は首位と5打差でスタートしたが、グリーン右バンカーからの第2打を奥のラフまでオーバーさせた10番(パー3)でダブルボギーを叩くなど「70」と振るわず、通算5アンダーの22位タイで終えた。

終始苦しんだのはグリーン上でのプレー。4日間の合計パット数は118(初日から32-28-29-29)で全体57位。1位だった石川遼とは15ストロークの開きがあった。

「本当に残念」とこぼしたが「ゴルフがすばらしいのは、一日が終わってもまた次の週に試合があること」。ドライビングディスタンス部門では平均303.8ヤードでトップの飛距離を記録するなど、ショットは好調を維持。「ティグラウンドからグリーンにたどり着くまではいいプレーができている。何日かまたパットを練習して、来週のボストンではまた違った展開になれば」と自信は揺るがなかった。(ニュージャージー州パラマス/桂川洋一)

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