2014年 WGCブリヂストンインビテーショナル

タイガー・ウッズ、背中痛再発で途中棄権 次週の全米プロは?

2014/08/04 03:17
駐車場までカートで送られて車に乗り込むタイガー・ウッズ。かなり痛そうな表情だ

オハイオ州アクロンにあるファイヤーストーンCCで行われている世界ゴルフ選手権シリーズ「WGCブリヂストンインビテーショナル」の最終日、タイガー・ウッズは9番ホールをプレー中に途中棄権。背中下部全体に痛みが出たと顔をゆがめた。

2番でティショットを右サイドにあるクロスバンカー先のラフに打ったウッズ。「第2打を打ったときにそれは起きて、(反動で自分が)バンカーに落ちてしまった。衝撃があって、それからずっと痙攣を続けていた」と説明した。

3月末に腰の手術を受けたウッズは、6月末の「クイッケンローンズ・ナショナル」で3ヶ月ぶりに戦線復帰。その試合は予選落ちとなったが、3週間後の「全英オープン」では4日間を完走して69位。今大会は、3日目を終えて36位タイにつけていた。

開幕前、「膝の怪我と背中の怪我は全く違う。背中の怪我に比べれば、膝の怪我の方がリハビリも付き合っていくことも簡単だ」と話していたウッズだったが、その言葉を自ら証明する形になってしまった。

次週の「全米プロゴルフ選手権」について問われたウッズは、「わからない。とりあえず、すぐにここを出たい」と言い残し、会場を後にした。(オハイオ州アクロン/今岡涼太)

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