松山英樹が会見に出席「どこまでやれるか楽しみ」
2014/05/08 08:05
米国男子ツアー「ザ・プレーヤーズ選手権」開幕前日の7日(水)、午前9時から初出場者のみを対象とした会見に出席予定だった松山英樹は、日の出から間もない同6時50分からアウト9ホールの練習ラウンドを行った。
昨日のイン9ホールと合わせて、初挑戦となるTPCソーグラス全18ホールをプレーした松山。会見では「タイトなところはすごく狭くて難しいし、広いところはグリーンが難しかったり池が絡んだりしている。ショットの精度がすごく求められる印象で、自分がどこまでやれるかが楽しみ」と、2日間のラウンドで得た経験値を言葉にした。
今週のポイントに掲げるのはティショット。「フェアウェイに置けると(グリーンを狙う)アングル的にもすごく良くなるので、一番大事になる」と、理想の攻略ルートは頭に描かれている。
前週の「ウェルズファーゴ選手権」では「自分のスイングが分からなくなった」と修正の糸口を求めていたが、この日はフィニッシュをほぼ崩すことなく、安定感のあるティショットを披露。「いろいろな球筋が求められるコースだけど、自分の調子が上がってくればいけると思うのでしっかり調整していきたい」と続けた。
浮島グリーンが名物ホールの17番パー3(137ヤード)を含め、過去には数々の名勝負が繰り広げられてきた舞台。「子供のころからテレビで見ている大会に出場できることはすごく嬉しい。素晴らしいコースで、自分がどれだけやれるのか楽しみ」。これまで画面の向こうの世界でしかなかったソーグラスの地に今週、初めての足跡を残す。(フロリダ州ジャクソンビル/塚田達也)