仕切り直しの一戦へ 松山英樹と石川遼が同組で練習ラウンド
2014/04/16 09:35
サウスカロライナ州にあるハーバータウンGLで17日(木)から開幕する米国男子ツアー「RBCヘリテージ」に出場する松山英樹と石川遼が、15日(火)に練習ラウンドを行った。
早朝に揃って1番から出た2人だったが、6番を終えたところで雷雲接近を告げるホーンが鳴り、練習ラウンドは中断。石川は一度宿舎に帰った後、雨が小降りになった16時過ぎにコースに戻り、ショットとパットを軽めに練習。一方の松山は、10番から再スタートし、18番まで回りきった。
「マスターズ」出場権が得られなかった石川にとっては6年ぶりとなったこの時期のオープンウィーク。ドライバーからパターまで1日3~4時間の練習をこなしながらラウンドはせず、残りの時間はもっぱら部屋で「マスターズ」観戦に充てた。
特にジョーダン・スピースの冷静さ、バッバ・ワトソンの飛距離に感心したという石川だが、それ以上、特別な感情は湧かなかったという。すでに気持ちは今週、そして来年の「マスターズ」へと切り替わっている。精神的・体力的に充電して今大会を迎え、「昨日、今日はラウンドするのが楽しみでしょうがなかった」と、2週間ぶりの戦いにテンションも高まっている。
一方の松山は初参戦のコースを、7番から9番までは歩くだけも、なんとか大会前に回りきった。前半16ホールは林間、残り2ホールは突然海沿いに出る同コース。「難しいんじゃないですか」とコースの印象を語った。明日は2人ともプロアマに入っておらず、練習だけとなる予定。(サウスカロライナ州ヒルトンヘッド/今岡涼太)