2014年 ファーマーズインシュランスオープン

谷原秀人、“注目の海外勢”としてピックアップ

2014/01/22 12:38
注目の海外5人の一人にピックアップされた谷原秀人

9年ぶりに米ツアー「ファーマーズインシュランスオープン」に出場する谷原秀人は、21日(火)に、松山英樹と共にトーレパインズGCのサウスコース18ホールをラウンドした。

「ラフは深いし、距離も長い。ラフに入るとレイアップするしかないから、ここはティショット(が重要)じゃないですか?」という谷原。ハワイに続くトップ10入りで次週も米ツアー出場権を獲得できるが、「(視野には)全然ないっす。無理ですよ」と火曜日の時点で白旗を掲げていた。

「長いコースもやっておけば、(今後の)免疫になるからいいかな」と、あくまで経験だけを持ち帰ろうという算段だが、PGAツアーの公式サイトでは「注目のインターナショナルプレーヤー(ノンメンバー)」として、5人の中の1人にピックアップされている。

当該記事が注目選手として挙げているのは、谷原の他にイアン・ポールター(イングランド)、ゴンサロ・フェルナンデスカスタノ(スペイン)、ビクトル・デュビッソン(フランス)、ファビアン・ゴメス(アルゼンチン)という面々。谷原に関しては、「経験があり、キャリアの中で最高の時期の1つ」として、08年の今田竜二以来となる日本人の優勝候補に推している。

谷原にとっての秘策は、グリーンスピードが異なるサウスとノースの両コースに対応するため、ノース(遅い)用にピンタイプのパターを入れるというもの。「サウスのイメージで打つと全部ショートするんでね」。得意のパッティングで“注目選手”の期待に応えられるか?(カリフォルニア州ラ・ホヤ/今岡涼太)

2014年 ファーマーズインシュランスオープン