2週連続で上位の週末 石川遼5バーディにも「最小限」
2013/10/19 13:02
米ネバダ州TPCサマリンで開催されている米ツアー今季第2戦「シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン」の2日目。20位から出た石川遼は、5バーディ、ノーボギーの「66」をマークして通算9アンダーとし、9位タイに浮上して決勝ラウンド進出を決めた。
現地時間12時55分、この日は午後組でアウトからスタートとした石川は序盤、ティショットがフェアウェイキープ出来ず、「基本的なアプローチが今日はすごく多かった」と、“寄せワン”のパーを拾う我慢のゴルフが続いた。
ただ、初日に手応えを得たショットは、あくまで「自分がコントロールしている範囲内」。大きなトラブルはなく、迎えた7番では、第2打をピン奥約8メートルに乗せ、この長い距離を沈めてバーディを先行させた。折り返した後半は、11番でファーストカットからの2打目を2メートルに、158ヤードの14番(パー3)で4メートルにつけ、バーディを重ねた。
ホールアウト間際は日没も近く、「暗くて長いパッティングをしたくないような状況だった」と、17番ではグリーンのマウンドを使って左奥のピン方向へ運び、バーディこそ奪えなかったものの5メートルから2パットで「最高の」パーセーブ。18番では7ヤードのアプローチを直接ねじこんでバーディフィニッシュとした。
連日ビッグスコアが続出の今大会。この日5つのバーディも「最小限のバーディ」と振り返った石川は、1日4アンダーペースの4日間16アンダーを自身に課し、2大会連続の上位争いとなる残り2日間の決勝ラウンドへ、気持ちを引き締めた。