石川遼 目標クリアの20位発進
2013/10/18 10:29
米ネバダ州TPCサマリンで17日に開幕した米ツアー今季第2戦「シュライナーズホスピタルforチルドレンオープン」に出場した石川遼は、初日5バーディ、1ボギーの「67」をマークして、20位タイの好スタートを切った。
現地時間8時20分、ビリー・ハーレーIII、ブルックス・ケプカと同組でインからスタートした石川。前週の開幕戦では「ずっと良い感じで打てていた」というショットは序盤から思うような弾道を描けず首を傾げる場面も。それでも11番では4メートル、12番では6メートルの微妙な距離を残したパーパットを沈めてピンチを凌いだ。しかし17番で2メートルのパットを外してボギーとしたが、18番で即座にバーディを奪って取り返し、前半を折り返した。
後半、心配されたショットは徐々に回復。「後半の3番、4番あたりから距離感もピッタリ合ってきた」と5番(パー3)ではピン奥4.5メートルにつけてスコアを重ねた。「その前の4番で自分的にはすごくいいドライバーが打てていたので、5番でバーディを奪って、なおかつすぐ6番でまたすぐドライバーが持てた。すごく良いリズムでハマりました」と3連続バーディ。さらに最終ホールの9番(パー5)をバーディフィニッシュで初日をホールアウトした。
「スコアが伸びるコースなので、初日に出遅れると2日目に伸ばさなければいけない、ビッグスコアを出さなければいけないというのがあるので、30位以内でスタートしたいと思っていた」。首位に立つJ.J.ヘンリーは11アンダーをマーク。その差は7打と小さくないが、「このスコアを明日以降も続けていきたいなと思います」と、20位発進からさらなる上位を目指す。