2013年 フライズドットコムオープン

松山英樹と予選2日間をともにしたデービス・ラブ3世の話

2013/10/12 08:55
「基本的には良い人だと思う」と、松山も初日終了後にはその“親心”を察していた

米ツアー開幕戦「フライズドットコムオープン」の予選ラウンド2日間を松山英樹と共に回ったデービス・ラブ3世。2日間のそれぞれのスコアは、松山の6アンダーに対して、ラブは4アンダー。初日の1番グリーンでは、松山がボールマークに球を戻す際に注意をしたラブだったが、2日間が終わって松山に対する感想を聞いてみた。

――松山英樹のプレーに対する印象は?
「ベリー、ベリー、グッドプレーヤー。飛距離はあるし、アイアンショットの切れもいい。パターも素晴らしい。この2日間とプレジデンツカップで少し見ただけだけど、態度もいいし、笑顔もいいね。言葉の壁があってすこしコミュニケーションを取るのは難しかったけど、とても楽しかったよ。彼についていこうとしたけど、できなかったね(笑)」

――初日の1番ホールでは何を感じましたか?
「それは僕と彼との問題だけど、彼は適切にできたと思う。彼の面倒を見るというか、助けてあげたいんだよ。自分ももういい年だし、リョウやスピースなんかも自分の息子のようなもの。自分がトム・カイトベン・クレンショーにしてもらったように、彼を助けて、ツアーに早く溶け込んでもらいたいと思っている」

――今後の松山にアドバイスはありますか?
「もしアドバイスを与えるとしたら、自分が今やっていることをやり続けることかな。活躍すると、周りにいろんな人が現れてくる。こうした方がいいとか、いろんなことを言う。プレッシャーも増えるだろう。だけど、今やっていることを何も変える必要はない。あとほんの少しうまくなって、ほんの少し経験を積めば、結果はおのずとついてくるよ」

2013年 フライズドットコムオープン