2013年 プレジデンツカップ

松山、スコットとフォアサム形式で練習ラウンド

2013/10/02 10:07
アダム・スコットとフォアサム形式での練習ラウンドを行った松山英樹。カブレラとリーシュマンも同組だ。

米国オハイオ州にあるミュアフィールドビレッジGCで3日(木)から開幕する世界選抜対米国選抜の対抗戦「プレジデンツカップ」に出場する松山英樹が、1日(火)同コースで練習ラウンドを行った。日曜日、月曜日と9ホールずつをラウンドした松山は、この日はフォアサム形式を想定してアダム・スコット(オーストラリア)とお互いの球を交互に打ちながら18ホールで感触を確かめた。

同会場は、毎年PGAツアーの「ザ・メモリアルトーナメント」が開催されているコース。当然、PGAツアーメンバーにとっては慣れ親しんだ場所だが、松山は今回が初見参。とはいえ、世界選抜キャプテンのニック・プライス(ジンバブエ)は、「私たちのチームメンバーはみなプロフェッショナルだし、コースを覚えるのもとても早い。練習ラウンドを1~2回すれば、ほぼ掴んでしまうだろう」と、不安説を一蹴する。「英樹もそうだ。今日はアダムと一緒に回って、いくつか教えて貰うことだろう」と、チーム最年少の若き力にも言及した。

松山の練習ラウンドに帯同した副キャプテンの丸山茂樹は、「英樹の状態がすごく良いので、アダムも心地よくやれるんじゃないかな」とこのペアリングを高評価。「まだ火曜日ですから。徐々にウォームアップしていければ良いんじゃないですかね」と、あと1日を費やしてさらにじっくりと仕上げる構えだ。

一方の松山は、「ちょっと緊張感はあるけど、その中で良いプレーができたらいい」と表情はやや硬め。明日一日での準備は「すべてやりたいですけど時間は待ってくれないので、まあできるだけ頑張るだけですね」と、初舞台でもその腹は据えている。慣れないグリーン周りの洋芝については、「(一緒にペアを)組む人が真ん中に載せてくれればいいんで(笑)」と、チーム戦ならではの相乗効果に期待をかけた。(オハイオ州コロンバス/今岡涼太)

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