片山晋呉、45人抜きの急浮上！

「全英オープン」で03年のロイヤル・セントジョージス以来となる決勝ラウンド進出を果たした片山晋呉。大会3日目は8時10分スタートの第1組で、リチャード・スターン（南アフリカ）と共に、未踏のリンクスを闊歩した。

「ピン（ポジション）がちょっと易しかった。昨日、やり過ぎたと思ったんでしょうね」という片山は、前半は3バーディ、1ボギー。後半も1バーディ、1ボギーで回ってこの日2アンダーの「69」。通算6オーバーとすると、順位は70位タイから25位タイへと跳ね上がった。

前日の宣言通りのアンダーパーをマークし、「出したいと思っていたら、できましたね」と片山の表情も明るい。この日はパターを日本で使っていたエースパターに戻したが、3パットは0回と安定感は維持したまま。「今日はすごくハッピーな1日でした」と、笑みがこぼれた。（英国ミュアフィールド／今岡涼太）