今日の日本人選手/途中4時間以上の中断を挟みながらも、踏ん張った片山晋呉!暫定31位タイにとどまる
2006/04/09 09:00
マスターズ3日目
日本人で、今大会唯一の決勝ラウンドに駒を進めた片山晋呉が3日目も踏ん張った。
1番、2番をパーとした片山だったが、その後雨のため4時間10分の中断が入ってしまった。昨日に引き続き好調をキープしてのスタートだっただけに、この中断がどのような影響をもたらすか心配されたが、中断後の3番をパーで切り抜けた。しかし、4番でこの日初めてのボギーを叩いてしまう。7番でもボギーを叩いたが、この日の片山のボギーはこの2つだけ。14番までパーが続き、この時点でサスペンデッドとなった。
多くの選手がスコアを崩す中、通算3オーバー、暫定31位タイと踏ん張ったあたりは、さすが国内賞金王。ショットは、2アンダーを出した昨日以上の精度を見せていた。しかし、バーディパットがカップに嫌われるシーンも見られ、2日目の乾いた速いグリーンから、雨のため湿り遅くなったグリーンに今一つタッチがあわせきれなかった内容で3日目を終えた。
好調をキープしているだけに、目標としていた15位以内へのジャンプアップは、今の片山にとって、決して無理な話ではない。最終日の踏ん張りに注目したい。