チェ・キョンジュ、難解サウスコースで好発進
2013/01/25 10:54
カリフォルニア州のトーレパインズGCで開幕した米国男子ツアー第4戦「ファーマーズ・インシュランスオープン」初日。韓国のチェ・キョンジュが好スタートを切った。難易度の高いサウスコースをプレーしながらも「65」をマーク。ブラント・スネデカーと並び7アンダーの首位タイで滑り出した。
初日の全選手の平均スコアはノースでプレーした選手の70.064に対し、サウスコースでは71.731。パー4の距離が長く、トラブルも多い難コースを見事攻略したKJ。好スコアの予感は朝からあったようだ。
「今日はスタート前の練習場の時から、普段と違った感覚のショットが出ていた。すごくスピンがかかっていてね。サウスコースはいつも6番、7番アイアンではグリーンでボールが止まらず、5~6ヤードのランは仕方がない。でも今日の自分のショットは、すぐにボールが止まった。高くてスピン量のあるボールだったんだ」
「コースも長くて、グリーンも硬い。自分にはフィットしないコースだと思っていた」というトーレパインズで行われる今大会には2年ぶりの出場。すると前半インの13番から4連続バーディ。その後もスコアを快調に伸ばした。「今日の目標はアンダーパーで回ることだった。考えていたよりも5打は違ったよ」。
2011年の「ザ・プレーヤーズ選手権」でビッグタイトルを獲得したが、昨季は未勝利。トップ10フィニッシュもわずか2回だった。昨年不振に終わったシーズン序盤戦の西海岸での戦い、“ウエスト・コースト・スイング”で早速勢いに乗れるか。