米国男子ツアー

9月11日を振り返る

2002/09/12 09:00

スチュアート・シンク「僕は他のみんなと一緒にAMEX選手権に参戦するために、セントルイスにいたんだ。朝出かけようとしたら妻から電話があって、テレビを見てというんだ。僕は起きてからシャワーを浴びたりしてて、テレビは見ていなかったから妻が何をそんなにおびえているのか分からなかった」

デビッド・トムズ「僕はシュレブポート空港でセントルイスに向かって出発するのを待っていたんだ。そうしたらパイロットから離陸できないとの知らせを受けて、空港内に戻ったら、テレビで2機目が突入する瞬間を見たんだ。悲しいとかじゃなくて、ただ目の前の出来事があまりにショッキングで何が起きているかわからなかったんだ。」

リー・ウェストウッド「セントルイスにいたんだけど、起きてテレビをつけたら信じられない光景が映っていた。すでに1機目が突入した後で、見ていると2機目が突入して、どのチェンネルをひねっても悲惨な映像が映ってた。」

セルヒオ・ガルシア「車でラジオを聞いていたら飛行機が世界貿易センターにぶつかったって聞いて、最初はセスナ機かと思ってて、すごく情報が混乱してた。ゴルフ場についてテレビを見たら2機目が突入して、なんていうんだろう、みんなショックで言葉も出なかったよ。でもあの事件は、何が一番大切かを教えてくれた。僕にとっては家族が一番大切だ。みんなもそうだと思う。ゴルフを愛しているし、それが僕のライフワークだけど、あんな事件がおきると、そのゴルフさえもどうでも良いことなんだと感じさせられた。愛する家族が無事でいてくれること、幸せでいられることを本当に感謝している」