マスターズ専用ボールの採用はあるのか？

大会に先立って行われた毎年恒例のスピーチの中で、オーガスタ・ナショナルのチェアマンであるフーティー・ジョンソンはいわゆる「マスターズボール」の件には言及しなかった。

現在のプロたちが使っているボールのようには飛距離のでないボールを、マスターズ専用ボールとして採用するのではないかという憶測が流れていたのだが、ジョンソンが言ったのはマスターズに限らず一般的に「いまのボールがどのくらい飛ぶのかということには関心がある」ということに過ぎなかった。曰く、「このゲームと、その行く末についての論議を喚起したということは喜ばしいことでしょう」

また、オーガスタ・ナショナルには女性メンバーがいないが、フーティー・ジョンソンは「我々はメンバーシップに関しては誰かを除外するような規定を定めていません」と語った。その意味はと尋ねられたジョンソンはきっぱりと言った。「我々は閉め出すような規定を有さない、という意味です」 (GW)