米国男子ツアー

痛しかゆし地元ハウエル

2002/04/19 09:00

マスターズ初出場ということで大会が始まる前から、そして大会中も引っ張りだこだった地元出身のヒーロー、チャールズ・ハウエルIII世。悔いが残るといえばやはり・・・である。もしいまからもう一度やり直すとしたらどうかと聞かれて

「ええ。もっといいプレイをするでしょうね。だけど、いろいろと考えあわせてみれば私は仕事をうまくこなしていたと思います。素晴らしい大会でした。私はメディア関係のインタビューとかが好きです。しかし、きつかったですね。だって私は『ノー』と言いたくない方だし、もちろんプレーはプレーでやらなくてはならないし」

オーガスタの出身ということで地元の期待を一身に集め、オーガスタ・クロニクル紙にデイリーでマスターズ出場の手記を寄せていたハウエル。オーガスタでの高校時代の話を聞けばたいへんなゴルフ狂だ。

「学校に仲のいい友だちが14人いて、全員が私のゴルフバッグの中身にそれぞれ当てはまっていました。一時期はガールフレンドがいましたが、彼女の名前はビッグバーサです」

ハウエルは74-73-71-73、3オーバーの291で29位タイという成績に終わった。

「終わったことは仕方がありません。次のステップへ前進あるのみです。次回は少しは落ち着いてできそうですし、今回学んだことがいきてくると思っています」 (GW)