米国男子ツアー

「アクセンチュア」優勝者インタビュー

2002/02/25 09:00

ケビン・サザーランド「どちらかというと、マッキャロンにずっと引っ張られていくような試合展開だった。彼にリードされてそれを必死に食い止めながらという感じだ。でも良いショットも出たし、パットも好調だったからなんとか遅れを取らないように踏ん張ったんだよ。でも正直パニックに近い心理状態でひどいショットも多かった。でもミスの後に運の良いショットが出たりして救われたね。

特に後半18ホールの時の9番は、深いラフで目の前に木、グリーン前をバンカーが遮った形だった。まさかあんなに上手く乗るとは思わなかったよ。レイアップも考えたけど、それすらも難しかった。それにマッキャロンが絶対に2オンを狙ってくると思ったから、決死の覚悟でピッチングで打ったんだ。それがピンの2メートル半につくとは思わなかったよ。あの時に3ダウンになるのではなく、残り9ホールを1ダウンで迎えられた時に、まだまだチャンスはあるって気分になったよ。あのホールのおかげで勝てたと思っているよ。

でも自分にとっての初優勝がWGCだなんて本当に嬉しい。それも高校時代から競い合ってきて尊敬しているマッキャロンと戦えたのは光栄に思っている。いつかは勝てると信じていままで頑張ってきたけど、その初優勝がWGCともなるとまだ実感がわかないくらい嬉しいよ。」