石川遼、予選落ち翌日もゴルフに集中「リフレッシュの必要ない」
2009/03/29 13:04
米国男子ツアー「アーノルド・パーマーインビテーショナル」で予選落ちを喫した石川遼が、大会3日目の29日(土)にトーナメント会場に姿を現し、3時間ほど練習を行った。
14時ごろに練習を開始した石川は、パットからアプローチ、ショットまで、師事を仰ぐマイク小西氏から密着指導。「昨日、いきなりドライバーが振れるようになったので、どこがどう良くなったのか言葉してもらい、動きの感触を確かめました」と石川。月曜日から「毎日スイングが違っていた」と困惑気味だったが、「今はトップで手、肩、体の関係が連動してフィニッシュまで行けています。昨日とどこも変えていません」と、兼ねてから口にしていた一定の方向性が見え始めたようだ。
先週から休みなしでゴルフに時間を費やし、疲れもそろそろピークでは…と、自然とリフレッシュの話題へ。だが、今の石川の頭の中には、ゴルフ以外のものは入る余地が無いようだ。「僕はプロゴルファーとして一番下の方だし、リフレッシュしている場合じゃないというか…。(マスターズまで)時間もないし、僕のレベルではその時間ももったいないです」。実際に、疲れもほとんど感じていないという。「この2週間連続で試合をして、今日も集中して練習ができているので、トレーナーさんからも成長したね、と言われました。リフレッシュをする必要もないですね」。プロゴルファーとしての自覚、そして日々迫っていく夢舞台への開幕に向ける気持ちが、石川の気持ちを昂ぶらせ続けているようだ。