米国男子ツアー

「ワールドカップ」気になるチーム紹介

2003/11/13 09:00

日本チームもすでに常連となり、アメリカをはじめ、ヨーロッパ勢や南アフリカ、オーストラリアなどの参戦も当たり前となっているが、今回参戦している24カ国の中で珍しがられてしまったのはミャンマーのチーム。日本は同じアジアということもあって親しみ深い国ではあるが、開催地アメリカのメディアには「ニューフェース」として注目を浴びたようだ。

今回が5度目の「ワールドカップ」参戦となるミャンマー。チ・ラ・ハンは世界で12勝を挙げているキャリア20年のプロ。欧州やアジアのツアーなどで活躍してきた。現在はPGAツアーのツアーカード取得を目指しているという。パートナーのアウン・ウィンはまだ21歳。今回が初の「ワールドカップ」。しかし今季はアジアンツアーで3度のトップ10入りを果たすなど、アジアンツアーでの最優秀新人賞候補となっている。

アウン・ウィン
「アジア以外でプレーすること事態が初めてです。沢山の雑誌などで読んだPGAツアーの世界に近づけて興奮しています」

アウン・ウィンは英語は話せず、チ・ラ・ハンが通訳も兼ねている状態。そんなアウン・ウィンはロサンゼルスの空港に降り立ったときに、空港の売店で山のように詰まれている雑誌の数を見て驚いたという。

キ・ラ・ハン
「せっかくアメリカに来たから、ハンバーガーとフライドポテトを食べさせたんだ。驚いていたけど、気に入ってたよ」

ジム・フューリック
「アメリカに初めて来て、生まれて初めてハンバーガーを食べたの?この1週間で太っちゃうだろうな」

ジャスティン・ローズ
「僕らもアメリカに来たら最初に食べるのがハンバーガーだよ。それがアメリカだろ?」