米国男子ツアー

ベン・カーティスが「ビュイックオープン」出場

2003/07/30 09:00

「全英オープン」のシンデレラボーイ、ベン・カーティスが再びコースに戻ってきた。数週間前まで無名だったカーティスも、「ビュイックオープン」の練習ラウンドでギャラリーにサインを求められるほどになった。しかし「全英オープン」の素晴らしい日曜日から初のゴルフとなったカーティスの練習ラウンドは散々な出来だったという。というのも、前日に人気のトークショー、「デビッド・レターマン・ショー」出演のためニューヨークへ行き、その後ワシントンDCに移動しブッシュ大統領との面会というハードスケジュールをこなしたからのようだ。

ベン・カーティス
「ニューヨークに行った後にワシントンDCに行き、さすがに疲れた。でも、信じられないような経験ができたから嬉しいよ。マスコミの関心も集まっているから、みんなが僕に注目して何か記事にできることを探すんだろうね。僕は自分のプレーをしてできるだけ楽しみながらプレーをするように頑張るよ。マスコミよりも長年のファンからの期待を裏切らないプレーがしたい。毎週ごとにひとつの目標を立てて、じっくりやるよ。急にトッププレーヤーというわけにはいかないからね。毎週勝てるように努力はするけど、何よりも安定したプレーを目指すよ。」

安定した良いプレーを目指すベン・カーティスによって無名からメジャーチャンピオンになったことで、ひとつだけとても有利なことがある。それはティタイムの優遇。初日は、タイガーのひとつ前の組で、スコット・マキャロン、マーク・オメーラとラウンドする。