アニカ「コロニアル」を振り返って
米国男子ツアー出場という偉大な挑戦を終え、女王は米国女子ツアーに戻ってきた。昨年挙げた11勝のうちのひとつ、「ケロッグ・キーブラークラシック」で連覇を狙う。29日に行われた記者会見では、「コロニアル」の達成感について語った。
アニカ・ソレンスタム
「すごくいろいろなことがあった大会ですから、簡単に言葉でまとめられません。テキサスのフォートワースにはたった6日間しかいませんでしたが、様々なことが起きました。ここ数日間であの日々を振り返ってみると、その度に嬉しくて笑顔になります。挑戦したことを本当に良かったと思っています。素晴らしい体験を最高のギャラリーや仲間に囲まれてできました。思い出すだけで鳥肌がたってしまいます。しかしいつまでも振り返ってばかりいられませんからね」
-「試合後はどのように過しましたか?」
アニカ・ソレンスタム
「オーランドの自宅に戻ってゆっくり過しました。でも二晩くらいはあまり寝られませんでした。頭が冴えちゃって、いろんなことを考えていました。でも今はちゃんと寝られていますし、通常どおりの生活に戻っています」
-「周囲の反応は?」
アニカ・ソレンスタム
「今朝スターバックスにいったとき、皆が私のことを知っていて驚きました。いろんな人から沢山の温かい言葉をもらったり、ある人からは、私の挑戦を見て奥さんがまたゴルフを始めたとか、またある人からは、4歳の娘さんが女性にだってなんでも可能なんだって自身を持ったなど多くの反響をいただきました」
-「もし米男子ツアーにフル出場したら?」
アニカ・ソレンスタム
「もしフル出場して、30試合くらい出たら賞金ランキング100位くらいには入れるんじゃないかしら?自信過剰といわれるかもしれないけれど、いまの自分のプレーには満足しているし、自分の可能性も信じてます。でもやりたいと思わない。米男子ツアー出場は1度きりの挑戦。その挑戦から多くを得られました。2度目はありません」