米国男子ツアー

「コロニアル」まで3週間!ソレンスタム単独生インタビュー

2003/04/30 09:00

アニカ・ソレンスタムが米男子ツアー「バンク of アメリカコロニアル」に出場する日まで1ヶ月を切った。米男子ツアーに女性が参戦するのは58年ぶりのこと。歴史的な挑戦に立ち向かうソレンスタムに、ニューヨーク開催されているチャリティ・レッスン会から、生中継でインタビューに応じてもらった。

-「コロニアル参戦を表明してから、マスコミやファンからも多くの注目を浴びていると思いますが、予想どおりの反応でしたか?」

アニカ・ソレンスタム
「私の予想以上の反応に驚いています」

-「こんな大騒ぎになると知っていたら、出場を決めていましたか?」

アニカ・ソレンスタム
「知っていたとしても私の決断に変わりはなかったでしょう。私がコロニアルに出場するのは、自分のプレーがどこまで通用するのか試してみたいからです。現在起きている周囲の出来事は関係ありません」

-「コロニアル出場決意を後悔したことは一度もありませんか?」

アニカ・ソレンスタム
「ありません。すごく楽しみにしています。コロニアルにむけて一層練習にも熱が入りました」

-「米女子ツアーの仲間からの反応はどうですか?」

アニカ・ソレンスタム
「みんな応援してくれています。歴史的なことへの挑戦だと、みんなサポートしてくれています。ナンシー・ロペスはわざわざ電話までくれて応援してくれました。さらに25年前だったら、彼女本人が米男子ツアーに挑戦したかったとも言ってました」

-「もしコロニアルで思うような成績を残せなかったら、貴方のキャリアに傷がつきませんか?ゴルフの殿堂入りに悪影響を及ぼす可能性はあるのでしょうか?」

アニカ・ソレンスタム
「厳しいコースで米男子ツアーの人たちと戦うわけですから、たとえ成績が悪くても、たった1試合で自分の築いてきたキャリアが全て台無しになるとは思いません。私がこの試合に出るのは、自分を向上させるための通過点なのですから、この1試合で全てを評価してもらっては困ります」