米国男子ツアー

T.ウッズ 優勝インタビュー/ベイヒルインビテーショナル

2003/03/24 09:00

タイガー・ウッズの記念すべき37勝目はなんだか辛い記憶になりそうだ。全ての原因はスパゲティとのこと。

タイガー・ウッズ
「昨日スパゲティを食べてから30分後に具合が悪くなった。その直後に体内からスパゲティを出したけれどね」

一晩中具合が悪かったみたいだけれど今日の調子は?

タイガー・ウッズ
「大学時代にお酒を飲んでバカ騒ぎした翌日にもの凄い二日酔いで具合が悪くなることってあるじゃない?そんな感じ。肉体的にはもう大丈夫なんだけど、ティショットの時に腹筋の当たりが凄く痛かった。昨晩中ずっと腹筋周囲を酷使する運動をしていたから」

2位以下の選手はタイガーが崩れてくれるしかチャンスがないという状態の中、2番、3番ホールは上手くパーセーブをして、後続に付け入る隙を与えなかった。

タイガー・ウッズ
「1番ホールでブラッド・ファクソンがパーセーブしたのを見て、彼にできるのなら私にもできると自分を奮い立たせた。そして4番ホールでイーグルを決めた時点で、試合はほぼ終了したと感じた。あとはパーセーブし続ければ勝てると思ったから」

終わってみれば決勝ラウンド、ノーボギーという成績。

タイガー・ウッズ
「ここのコースは長いし、グリーンが硬くてどれだけ跳ねるかとかスピンがかかるかとか読みにくいから厳しい。だから常に勘でプレーしていたと言っても過言ではない。でも私は肝心な時にしっかりとパットを決めることができた。それが勝因だろう」