2012年 全英オープン

全英初の決勝ラウンドを終えた藤本、武藤の2人

2012/07/23 06:44
全英初挑戦の藤本佳則が、日本勢最上位!今後の連戦に弾みをつけた

藤本佳則 通算7オーバー54位タイ
「つかれましたね。精神的にしんどいです。今日は一番風が強かったし、1番からパー、パー、パーで今日は行けるんじゃないかと思いましたがけど、思ったほど良くなかったです。パターも、風を考えたりして、経験がない分ダメだったかなと思います。こっちに来るときは予選通過を目標にしていたけど、通って4日間やってみたら、もうちょっとうまくなったら行けるんじゃないかというか、世界の壁はそんなに高くなかったと思いました。いろんなライからの球筋の打ち分けとかを練習したら、上で戦えるかなと思いました。このあとは、サン・クロレラクラシックに出て、WGCブリヂストンインビテーショナル、それから関西オープンに出ます。新入社員ですからね、仕事は休めないっすよ(笑)」

トレーナー不在が響いた武藤俊憲。しかし、掴んだ手応えは大きかった

武藤俊憲 通算11オーバー72位タイ
「最後は体が止まってしまいました。足が全然動いてないですね。僕は下半身を使って打つタイプなので…。完全にスタミナ切れ。下が硬いし、疲れましたね。(4日間を通して)成長は感じられました。実力も付いてきたと思うし、今日はウェストウッドと回ってセカンドの番手もそんなに変わっていないし、ドライバーもそんなについていけないことはない。僕としては、世界は近いなという意識でした。収穫は、今年やってきた方向性が間違っていなかったという実感が大きい。今後継続してトレーニングや体のケアをやっていけば、みんな壁は厚かったというけど、僕はなんとかできそうだという感じはありました。日本で頑張ればまたこういう機会も増えると思うので、そこから突破口を作っていきたいです」。

2012年 全英オープン