2012年 全米オープン

大物の予感!? 17歳の高校生アマ、B.ホスラーが4打差で最終日へ

2012/06/17 16:33
17歳の高校生アマ、B.ホスラーが首位に4打差で最終日へ。予測のつかない混戦模様なだけに、快挙への期待も寄せられる最終日となりそうだ

米国カリフォルニア州のオリンピッククラブで開催されている海外メジャー第2戦「全米オープン」3日目。首位に4打差で決勝ラウンドに進んだカリフォルニア州出身の17歳の高校生アマ、ボウ・ホスラーが4バーディ、4ボギーのイーブンで回り、通算3オーバーの8位タイでフィニッシュ。首位に4打差のままで最終日を迎え、地元で快進撃を演じている。

アマチュアが「全米オープン」を制せば、1985年の第1回大会から数えて6人目9回目。1933年にジョン・グッドマンが記録して以来となり、実に79年ぶりの快挙となる。

「今日のラウンドはすごく良かった。自分の思った通りのラウンドができています」。プレーもさることながら、その言動も堂々たるもの。最終日に向けた目標を問われ、「自分の中ではゴールはローアマですが、優勝争いもできると感じていますし、明日はトライします」。世界屈指の厚いフィールドとコースが整えられた舞台で、はっきりと言い切った。

今大会の活躍により、ホスラーのツイッターのフォロワーは一気に跳ね上がり2500人をオーバー。「それはすごく嬉しい」と高校生らしい表情をのぞかせたと思えば、「でも、フォローするのはユーモア感覚のある人だけにしています」と、その数45人。あらゆる面で、大物ぶりを感じさせてくれる17歳だ。(カリフォルニア州サンフランシスコ/塚田達也)

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