ルーク・ドナルド、あわや失格の騒ぎ

「マスターズ」初日、世界ランク1位のルーク・ドナルドに失格騒動が持ち上がった。PGAツアーレポートによると、ドナルドがホールアウトした後の17時10分、メディアセンター内に、彼のスコアカードについて競技委員会が疑惑を調査している、というアナウンスがなされたという。

大会のスコアリングシステムに表示されていたドナルドのスコアは「73」だったが、実際は「75」。その原因は、5番ホールのスコアが正しくは「5」なのだが、「3」のように見えたからというもの。もし意図的に「3」と書いたと判断されれば、ドナルドは過少申告で失格となってしまう。

最初のアナウンスから55分後、「運営上のミスで間違ったスコアが登録されてしまったが、現在は修正されている」との公式アナウンスがなされ、この混乱はようやく収束したという。

初日はアイアンショットの精度に苦しんだドナルド。なにはともあれ、2日目に挽回のチャンスが残されて何よりだ。