2012年 WGC アクセンチュアマッチプレー選手権

R.マキロイ世界No.1へ秒読み!

2012/02/24 10:49
16番でバンカーから見事に寄せ勝利を決めたロリー・マキロイ

「WGCアクセンチュアマッチプレー選手権」は大会初日の1回戦で、ワールドランキング1位で昨年の優勝者ルーク・ドナルドが敗戦したため、同2位のロリー・マキロイが俄然注目の的となっている。

その理由は単にナンバー2だからではなく、この大会でマキロイが優勝した場合、ポイント争いでルークを抜いてナンバー1になることが決まったからだ。「そのことは、みんなが話をしているから知っているよ。でも、そのことが、かえって今週のモチベーションにもなっているんだ」と、マキロイ自身も意識して試合に挑んでいる。

この日の2回戦はデンマークのアンダース・ハンセンと対戦したマキロイ。3番で先制すると、5番でオールスクエアに戻されるが、7番以降はリードを許さず3アンド2で勝利を収めた。

14番ではグリーンの外からチップインバーディを奪ったマキロイは、この時点で3アップとして、15番は共にバーディで分けたが、16番のドーミーホールでバンカーからのアプローチをベタピンに寄せて決着をつけた。

「今日はお互いにベストなプレーではなかったけど、パーで勝てたホールもあったのはラッキーでした。終盤はアイアンショットが少し左にいくミスもあったけど、今週は日に日に調子が上がっています。これから練習をして、明日の朝も練習をすれば、もっと良くなると思います」と、記者会見後はアイアンショットとアプローチを入念に練習したマキロイ。今週にも22歳9ヶ月(タイガー・ウッズは当時21歳5ヶ月)の世界ランク1位の誕生となるか。(アリゾナ州マラナ/本橋英治)

2012年 WGC アクセンチュアマッチプレー選手権