2012年 ファーマーズ・インシュランスオープン

R.ファウラーは4アンダーでまずまずの滑り出し

2012/01/27 12:26
ホールアウト直後のR.ファウラーは同組のB.コーリーと「おつかれ」の握手。最後のパー5はバーディが欲しかった!

カリフォルニア州のトーレパインズGCで開幕した米国男子ツアー第4戦「ファーマーズ・インシュランスオープン」初日。自身の今季初戦を迎えたリッキー・ファウラーは4アンダーの26位タイで2012年のスタートを切った。

ファウラーがこの日ラウンドしたのは好スコアが期待できるノースコース。出だしの10番でいきなりボギーをたたいてしまうが、13番から2連続バーディ、17番からは3連続バーディを決め、大ギャラリーを沸かせた。しかしその後はショットに苦しみ、スコアカードどおりの数字が並ぶ。2番からはすべてパーのままフィニッシュ。最終9番(パー5)では3メートルのバーディパットを外し、ホールアウト時には少々憮然とした表情も見せた。

同じカリフォルニア州アナハイム出身のファウラーは「サンディエゴでプレーするのはいつも良い気分。僕が育ったところから一番近いトーナメントだしね。友達や家族もいっぱい来ているし、彼らの前でプレーするのは本当に楽しい」。予選2日間は注目のルーキーで、学生時代には対戦経験も豊富なバド・コーリーとラウンド。1学年年下のコーリーはこの日3アンダーで、まずは先輩の意地を見せ付けた。

2日目からは決勝ラウンドも含め、3日連続でサウスコースでのプレーが待ち受ける。「ノースから出れば、バーディが獲りやすいから良いスタートが切れる。けれどサウスでは我慢を続けないとね」と戦況を見据えていた。(カリフォルニア州サンディエゴ/桂川洋一)

2012年 ファーマーズ・インシュランスオープン