2011年 オメガミッションヒルズワールドカップ

アジアに強い平塚哲二がなぜか弱気・・・

2011/11/24 09:53
アジアを得意とする平塚哲二が、池田勇太を牽引する

2006年、07年と2年連続でワールドカップに出場し、今年も日本代表に選ばれた平塚哲二。その平塚に大会前の意気込みを聞くと第一声が「あんま、良くないんだよね・・・」とトーンが下がる。

それは、ゴルフの調子ではなく、ワールドカップとの相性だ。過去2度の出場で06年が23位タイ、そして07年が25位と参加国中最下位に近い順位に終わっているからだ。「チーム戦が苦手というのではないと思うんです。なぜか成績が残せていないんですけど、今年は池田くんとのコンビなので、少しフレッシュな感じで行けそうです」と話すが、不安気な表情は変わらない。

しかし、過去の2大会はドイツとスコットランドでの開催だったが、今年は中国。平塚はアジアンツアーにも参加し、今季は賞金王をも狙える位置につけている。「そうですね。コースで言えば、このコースの方が戦いやすいとは思います。グリーンは雨の影響で少し痛んでいますが、これがアジア特有のグリーンという印象です」。

コースに関しては、平塚にとっては慣れ親しんだアジアのコース。「出るからには優勝争いをしたいし、できれば優勝したい」と話す平塚が、若い池田勇太をリードし日本チームに2002年以来のワールドカップ奪回を目指す。(中国海南島/本橋英治)

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