2011年 全米プロゴルフ選手権

池田勇太はドタバタでアトランタ入り

2011/08/10 15:13
予定通りのスケジュールで調整できなかった池田勇太

今季の海外メジャー最終戦「全米プロゴルフ選手権」は11日(木)に開幕。2年連続の出場となる池田勇太は会場のアトランタ アスレチッククラブへの移動の際、思わぬアクシデントに見舞われた。

前週、オハイオ州アクロンのファイヤーストーンCCで行われた「WGCブリヂストンインビテーショナル」に出場した池田は、最終日の7日(日)の夜にアトランタへと空路で移動し、早めに準備を行うつもりでいた。しかし予定していたクリーブランド発の航空機が悪天候のため欠航となり、そこから別の便を探すハメに。しかし空席がなく、結局その日は深夜にクリーブランドのホテルで一泊することになってしまった。

確保できたチケットは翌8日(月)の午前5時発の便。十分な睡眠時間も無いまま、約2時間のフライトを経てアトランタに到着。その後、また別の便で到着するスタッフとともに、宿舎入りしたのが正午過ぎ。疲労困憊のまま、同日にコースで予定していた練習を回避した。

そのため、池田は9日(火)に初めてのコースを練習ラウンド。平塚哲二とコースチェックを行い「この大会はいつも(コースが)長い。結構バンカーが多く、外したらサンドセーブしないといけない。グリーン周りのラフもカットしてあるが、ボールがすっぽり埋まるくらいの長さになっている」とアプローチショットをキーポイントとした。

前週の大会は4日間パッティングに泣かされ続けて75位。だが「先週入らなかったから、今週は入る。そういうもの」と気持ちを切り替える。心身ともに疲れが心配だが、最後まで全力を振り絞っていく。(米ジョージア州ジョンズクリーク/桂川洋一)

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