2011年 全英オープン

藤田寛之はメジャー大会5試合連続の予選落ち

2011/07/16 07:12
藤田寛之は予選ラウンド2日間、いずれも後半に本来の我慢のゴルフを見せられなかった。

イングランドのロイヤルセントジョージズGCで行われている今季の海外メジャー第3戦「全英オープン」2日目。5オーバーの126位から出た藤田寛之は1バーディ、3ボギー、2ダブルボギーの「76」と後退し通算11オーバー、132位タイで決勝ラウンド進出を逃した。

藤田は2日間を通じ、前半はいずれも「35」とパープレー。しかし後半インは初日「40」、この2日目は「41」と崩れた。「前半はなんとかしのいだが、後半になってショットが乱れてくる。あと今週はパッティング。チャンスを決めることができなかったのが悔しいですね」と大きく息を吐いた。

前週の欧州ツアー「バークレイズスコットランドオープン」を急性胃腸炎の影響で欠場し、体調も万全ではなかった中で迎えた今大会。本人は回復したと言うが、粘りのゴルフができず、本来のプレーを披露できなかった。またリンクス特有の刈り込まれたグリーン周りからのアプローチに対応できず。得意のショートゲームにも「世界の壁を感じた」と話した。

昨年の「全英オープン」から、これで5戦連続でメジャーの決勝ラウンドを逃した。「4日間プレーすると、自分に何が足りないか課題も見えてくるもの。でも予選落ちが続くと『何をしたらいいんだ』という気持ちになる」と首をひねる。それでも、その答えを探すために再び立ち上がるしかない。【イングランド・サンドウィッチ/桂川洋一】

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