今年の全英オープン優勝賞金は約1億1560万円!
2011/06/25 18:03
国内男子ツアー「~全英への道~ミズノオープン」の3日目、JFK瀬戸内海ゴルフ倶楽部に、「全英オープン」を主催するR&Aからスチュアート・ロイド氏、ドミニク・ウォール氏が来日し、コースの改造箇所や賞金総額などの発表が行われた。
まずロイヤルセントジョージズGCで全英が開催されるのは2003年大会以来。コースの全長は105ヤード伸びて、パーは71から70へと変更される。特に距離が長くなったのはアウトコースの9ホールで、3番、7番においては30ヤード以上長くなった。
ティグラウンドが改造されたのは、その3番、7番に加え、9番、15番の4ホール。9番は前回大会までは右ドッグレッグになっていたが、ティグラウンドが左後方に移ったため、グリーンまでストレートなレイアウトになる。
もっとも改良が加えられたのが最終18番ホールだ。距離は1ヤード短くなるが、フェアウェイ左サイドのドライバーショットでの着弾地点にバンカーが設けられ、その先にもフェアウェイを寸断するバンカーが2つ待ち受けている。現在、ラフはR&Aの狙い通りには伸びていないが、3週間後のトーナメント開催までには、少し伸びて難度が増すと予想されている。
そして、日本時間の25日17時に英国で発表された今年度の賞金に関してだが、総額は昨年の480万ポンドから5%増額の500万ポンド。優勝賞金は昨年の85万ポンドから90万ポンド(日本円にして約1億1560万円)に増額されることが決まった。