2011年 全米オープン

L.ドナルドの連続トップ10入りがストップ

2011/06/20 12:30
46位で終え、連続TOP10入りが途絶えてしまったL.ドナルド

世界ランキング1位のルーク・ドナルド(イングランド)が、米メリーランド州コングレッショナルCCで行われた海外メジャー第2戦「全米オープン」で通算5オーバーの46位タイと低迷した。ドナルドが今季、米国、欧州の両ツアーにおいてトップ10入りを逃したのは、予選落ちした2月の米ツアー「ノーザントラストオープン」以来、マッチプレー形式の大会も含めて実に11試合ぶりとなる。

初のメジャータイトル獲得が期待された今大会は、出遅れが響いた。初日の「74」から、なんとか予選は通過したものの、3日連続でオーバーパー。最終日こそ、5バーディ、3ボギーの「69」をマークしたが「望んでいるような試合ではなかったけれど、こういうこともある」と話した。

5月末に欧州ツアー「BMW PGA選手権」を制して世界一の座に上り詰め、その後も安定した成績を残してきた。しかし今大会は持ち味のアイアンショットにキレが見られず、得意のショートゲームも“らしくない”場面も見られた。

「自分にプレッシャーをかけることは無いけれど、ここ6~7週間は異なる土地や時差の中で戦ったことで、疲れがあったかもしれない。今週、万全の状態で臨めたかといえば、そうではないかもしれない」とドナルド。それでもすぐに「でも言い訳はしないよ。僕はいいプレーができなかっただけだ」と付け加えた。

今後2週間は試合には出場せず、6日間は夫人と共にイタリアで休暇を楽しむつもり。7月7日開幕の欧州ツアー「バークレイズスコットランドオープン」から仕切りなおす。

2011年 全米オープン