2011年 マスターズ

池田、アーメンコーナーの洗礼を受けて出遅れ

2011/04/08 10:52
前半好調だった池田勇太はアーメンコナーでスコアを崩した(Andrew Redington/Getty Images)

「マスターズ」初日、4人の日本勢のうち藤田寛之が2アンダー、石川遼が1アンダー、松山英樹がイーブンパーと上々の滑り出しを見せる中、池田勇太がただ1人オーバーパーを叩き、2オーバーの64位タイと出遅れた。

「ショットは絶好調ではない」としながらも、10ホールを終えて3バーディを奪う健闘を見せ、一時はリーダーズボードにその名を連ねる。だが、痛恨だったのは11番パー4。ティショットを曲げて林に打ち込み、2打目は出すだけ。3打目は「あそこまで風が吹いていると思わなかった」とグリーンをオーバーし、ボールは奥の池にまで達してしまった。

このホールを5オン、2パットのトリプルボギーとし、一気に貯金を使い果たす。12番パー3でも風を読みきれずにグリーンを外してボギー。この日難度の高かった上位2ホールでスコアを大きく崩し、難度の高い名物ホールが続く、11番からの“アーメンコーナー”の洗礼を受ける形となった。

「流れを切らさなければ、明日は大きなアンダーパーも期待できると思う。この後しっかりと修正して、明日やるしかない」と、足早にドライビングレンジに直行した。

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