【藤田寛之専属キャディ・梅原敦のオーガスタレポート〈3〉】
2011/04/04 15:49
オーガスタナショナルGCの正面ゲートからクラブハウスに通ずる道を「マグノリアレーン」と言います。
長さ300メートルほどの木蓮(マグノリア)の並木道。
この道を通行できるのは、プレーヤーとスタッフ。そしてメンバーだけ。選手にとってはまさに“ドリームロード”。今田竜二選手は初めてここを通った時に涙を流したそうです。それだけ凄いところなんですね、オーガスタは。
マスターズウィークが近づくにつれ、コースも日ごとに変化し始めてきました。グリーンも少しづつスピードが上がっています。
ビックリしたのは、スピードは上がっても、硬さはそう変わらない事。もちろん試合の時はもう少し硬くなるんでしょうけど、今の段階で、硬さを変えずにどうやってスピードだけを上げているんだろ?
先週の始めに大雨の日が何日か続いたそうです。にもかかわらずコースの状態は完璧なんです。
ここはもう全てが異次元ですね。
ゴルファーにとってのストレスが全くない。
強いて挙げれば、良いスコアがなかなかでない事だけがストレスかな。